介護職は平均年齢が高い介護事業が多く、シニア層が多く活躍している仕事です。それを知ると年齢を重ねていなければ働けないように思えてしまいますが、年齢が若い人も十分活躍できる仕事であり、実際に年齢が若い人も働いています。人生経験の長さにより、中高年やシニア世代に比べてハンデを背負う部分もありますが、若い人は若い人なりに活躍できるフィールドがあります。

特に若い人は体力があり、体力を使う仕事で中高年やシニア世代の介護職員より有利です。特別養護老人ホーム等の施設では、入浴介助という体力を使う仕事が入ってきますが、若い人の中には入浴介助で体力を使ってもヘトヘトにならない人もいます。介護の仕事は体力を使う仕事も多数入ってきますので、若い人は体力を生かして働ける訳です。入浴介助の他には排泄介助などでも、力や体力がある若い人は業界で重宝されています。

また、若い人は入居している高齢者に元気を与えられます。高齢の入居者からすると、10代や20代の若い人はちょうど孫の世代という方も多いです。孫の世代の若い人と話が出来るだけで嬉しいと思う高齢者もいますので、若い人はその元気を振りまいて介護施設を明るく出来る力を持っています。

ですので、若い人はその若さを生かして介護の仕事をするのがポイントです。若い人を求める介護事業所もあり、これから若い人は介護業界を支える重要な人材となっていきます。未経験でも正社員登用してくれる施設もあるので、求職活動真っ最中の若い人は介護業界で働くのも良い方法です。未経験の場合、介護士として働くために資格は必要ですが、それは就職してから取ることも可能です。